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九州一の超高層分譲マンションの概要発表  西日本鉄道とNIPPO、住友不動産    総戸数は285戸


 西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神1丁目、倉富純男社長)と株式会社NIPPO(東京都中央区、水島和紀社長)、住友不動産株式会社(同新宿区、仁島浩順社長)は5月12日、同市東区香椎照葉3丁目に共同で建設する45階建て超高層分譲マンション「アイタワー」の概要を発表した。今年2月に着工しており、16年2月完成予定。
 同マンションは地上45階、高さ約149mと九州一の高さを誇る分譲マンション。場所はアイランドシティ中央公園の南側。敷地面積は7484平方m、延べ床面積は3万7546平方m。総戸数は285戸。間取りは2LDK、3LDK、3LDK+S、4LDKで、計12種類の住戸タイプを用意。専有面積は58平方mから111平方m。38階以上の上層階は、全室二面採光可能な広めの住戸も用意する。多様な需要に応えるため、4フロア毎に共用部分(コミュニティーガーデン)や地上部にはフォレストパーク(公開空地)などを設ける。また、設計・施工は竹中工務店が手掛け、地震や強風などによる建物の揺れを大幅に低減可能な、同社の新開発技術「パッシブロック免震システム」を採用する。
 今年6月下旬にモデルルームを開設し、9月下旬に販売開始する。具体的な販売価格は未定だが、販売額は2000万円台からで、上層部は5000万円台からを予定している。管理は西鉄不動産株式会社が担当。西日本鉄道株式会社住宅事業本部の松尾利浩副本部長兼マンション事業部長は「福岡市が力を入れているアイランドシティの発展を確信しており、その中で福岡の新たなランドマークを目指したい」と話している。