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九大田島寮跡地にグラウンドを整備   中村学園    10月1日に供用開始


 福岡市城南区別府5丁目の学校法人中村学園(中村量一理事長)は、同市城南区田島1丁目の九州大学田島寮跡地にクラブハウスを併設したグラウンドを整備している。
 場所は同学園から約6百m東側で、樋井川沿いのアーベインルネス別府6号棟南側の住宅地の一角。九大の伊都キャンパス移転に伴い、昨年12月に同学園が敷地の約9割を落札して整備を進めているもので、敷地面積は約2万15百平方m。同学園が運営する中村学園大学・同大短期大学のグラウンドとして、軟式野球場1面(右翼90m×左翼80m)、人工芝のラクロス兼サッカー場1面(92m×50m)と5人行射の弓道場とクラブハウスなどを整備する。名称は「中村学園田島グラウンド」(仮称)。クラブハウスには部室5室、ミーティング室2室、シャワー室、更衣室、管理人室を設置。また、5百mのジョギングコースや夜間照明設備を設け、周囲には6m~15mの防御ネットを設置する。駐車場は20台収容で、1百台収容の駐輪場も設ける。また、地域社会のため雨水対策を図り、野球場はラクロス場に比べて約20cm切り下げ、約1千トンの雨水を一時的に貯める仕組みになっている。完成は9月末で、10月1日の供用開始を目指す。