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九大学研都市に洋菓子店オープン  一柳    年間売上高1億円見込む


 洋菓子店経営の有限会社一柳(福岡市中央区清川2丁目、納富誠一社長)は10月10日、同市西区西都1丁目に「パティスリーいちりゅう九大学研都市店」をオープンする。
 場所は国道202号と県道925号線の交差点北東側。店舗機能のほか工房を備え、7月にオープンした姪浜駅店にもケーキや焼き菓子を供給する。建物は平屋建てで、店舗面積は165平方m。売り場面積は75平方m。敷地内に隣接する紳士服店AOKIと駐車場25台分を共有。店内では出来たてのケーキのほか、焼き菓子、ギフト商品などを販売する。年間売上目標は1億円。納富社長は「フランス人パティシエを同国から招き、商品開発に注力する。普段のイチリュウと少し違ったケーキに期待していただきたい」と話している。
 同社は1957年7月設立。資本金1000万円。従業員数46人。同社のロングセラー商品「シャルロット・オ・ショコラ」は、第24回全国菓子大博覧会九州で「フランス菓子連盟会長賞」を受賞。
 納富社長は福岡市出身。1949年3月7日生まれの65歳。慶應義塾大学法学部卒。趣味はクラッシック、ジャズ。