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九大、九工大、熊大対象に半導体人材育成  ワールドインテック    九州の半導体企業で製造工程体験


 総合人材ビジネス業の株式会社ワールドインテック(北九州市小倉北区馬借1丁目、伊井田栄吉代表取締役会長兼社長)は、8月17日から11月中旬にかけて、九州大学と九州工業大学、熊本大学の学生を対象にした半導体人材育成事業を実施している。
 九州半導体イノベーション協議会からの受託事業で、事業名は「IKKAN」。学生に、文字通り“一貫して”半導体の製造工程を体験してもらうインターンシップとなっている。研修先は、九州内の大手・中堅半導体企業で、設計、前工程、後工程、製造装置などそれぞれの分野で1社ずつが学生を受け入れる。研修は九州大学と九州工業大学の学生を対象としたものと、熊本大学の学生を対象とした2コースを設ける。それぞれ工学部在籍の学部3年生と大学院進学予定の4年生・修士1年生、工学部または理学部に在籍する学部3年生、大学院進学予定の4年生・修士1年生の合計約40人が参加する。2コースとも11月上旬から中旬にかけて成果報告会を開く予定。受け入れ企業は次の通り。
 ▼九州大学コース・ソニー・エルエスアイ・デザイン株式会社、株式会社東芝セミコンダクター社、三菱電機株式会社パワーデバイス製作所、田中電子工業株式会社、株式会社アドバンテスト九州システムズ、株式会社安川電機ほか▼熊本大学コース・NECマイクロシステム株式会社、NECセミコンダクターズ九州・山口株式会社、佐賀エレクトロニックス株式会社、東京エレクトロン九州株式会社、トヨタ自動車九州株式会社ほか