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中間期は販管費増などで3億円台の経常赤字に  サニックス    通期は下方修正も増収増益見込む


 総合環境衛生管理の株式会社サニックス(福岡市博多区博多駅東2丁目、宗政伸一社長)の09年3月中間期連結決算は、売上高が134億1200万円で前年同期比2・4%減、経常損益は同2億3200万円の黒字から3億6800万円の赤字となった。
 環境資源開発事業部門が増収となったものの、主力のHS(ホームサニテーション)事業部門、ES(エスタブリッシュメントサニテーション)事業部門ともに減収となった。また、シロアリ駆除の繁忙期にテレビCMを積極展開し販管費が同4・4%増え、営業損益は同2億7000万円の黒字から3億5100万円の赤字となった。当期損益は子会社が所有する土地譲渡に伴い減損損失を計上したため、同4億2100万円から7億3700万円に赤字幅が拡大した。通期連結業績は、当初予想を下方修正し、売上高で前期比5・6%増の280億円、経常利益は21・2%増の6億円を見込む。