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中間期は粗利改善で経常1・5倍に  ミスターマックス    売上高は前期新店セール反動で微減


 大手ディスカウントストア・株式会社ミスターマックス(福岡市東区松田1丁目、平野能章社長)の2009年3月期の連結中間決算は、売上高が496億600万円で前年同期比0・8%減、経常利益が4億9500万円で同50・1%増の減収増益だった。
 今年度上期は、昨年7月に新規出店した2店舗(町田多摩境店=東京都町田市、筑紫野店=筑紫野市)の開店セールの反動などで、売上高は微減となった。一方、経常利益は重点商品に絞り込んだ仕入活動により、粗利益率が改善したほか、不動産賃貸収入も加わり大きく伸びた。今期中の店舗展開は、既存の神辺店(広島県福山市)を移転増床し、11月20日に医薬品と日配食品を導入した新型店・MrMax新神辺店(同市)をオープンする。通期では売上高が1004億8000万円(同0・9%増)、経常利益が14億円(同59・2%増)の増収増益を見込んでいる。