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中間期は新築マンション販売好調で大幅増収  トラストHD    利益は黒字転換


 トラストホールディングス株式会社(福岡市博多区博多駅南5丁目、渡邉靖司社長、以下トラストHD)の2013年12月の中間決算は、売上高が前年同期比96・4%増の61億600万円、経常利益が3億9500万円(前年同期は9500万円の経常損失)だった。
 同社は昨年7月1日に単独株式移転でトラストパーク株式会社の完全親会社として設立されたが、連結範囲に実質的な変更はないためトラストパークと比較している。主力の駐車場事業は伸び悩んだが、新規分譲マンション販売が依然好調に推移し、JR博多駅前の大型ビジョンの運営、警備事業の契約増などで大幅増収、利益は黒字転換となった。営業利益は4億6600万円(前年同期は2200万円の営業損失)、純利益は1億9300万円(同8400万円の四半期純損失)。通期では、売上高が前年同期比21・1%増の125億円、経常利益が同12・8%増の7億円を見込んでいる。
 同社は資本金4億1856万円。従業員490人。傘下に駐車場事業のトラストパーク株式会社、株式会社グランシップのほか不動産事業のトラストネットワーク株式会社、警備事業のタウンパトロール株式会社を置く。