NEWS

  • 地域

中間期は前期比売上48%増に上方修正  三井松島産業    粗鋼生産回復で石炭需要伸びる


 石炭販売の三井松島産業株式会社(福岡市中央区大手門1丁目、串間新一郎社長)は、2011年3月期中間連結決算見込みで、売上高が期首予想比25・0%増の450億円、経常利益が同22・2%増の11億円と上方修正した。
 国内鉄鋼業の粗鋼生産が回復したことで、主力の石炭販売が伸びているため。前年同期比では売上高47・9%増、経常利益67・6%減を見込む。燃料事業において経常利益5億円の上方修正を予想したが、長崎県池島炭鉱跡地で進めるリサイクル・合金製鉄製造業の本格操業が遅れているため2億円の修正に留まった。通期予想においても上方修正しており、売上高は820億円で前年同期比34・4%増、経常利益は32億円で同39・0%減を、それぞれ見込んでいる。