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中間期は出店費用増加で2ケタ減益  ナフコ    売上高は夏場の販売不振で微減


 ホームセンターと家具のコンビネーションストアを中心に展開する株式会社ナフコ(北九州市小倉北区魚町2丁目、深町勝義社長)の9月中間期決算は、売上高が前年同期比0・1%減の1141億8500万円、経常利益は11・0%減の58億400万円の減収減益だった。
 期中、16店舗を新規出店したほか、4店舗増床、1店舗を改装したが、4月から5月上旬にかけての天候不順や7月、8月の猛暑で客数が減少、売上高は前年同期をわずかに割った。売上総利益率は1・3ポイント増加したが、新規出店の開設費用等の増加で販管費が6・8%増となり、営業利益11・5%減の56億3400万円、純利益は9・7%減の31億3600万円となった。
 部門別売上高は、主力の「資材・DIY・園芸用品」が0・4%増の458億9600万円、「生活用品」は0・1%減の328億300万円、「家具・ホームファッション用品」は横ばいの255億4800万円、カー用品、乗り物、ペット用品、灯油等の「その他」商品は、2・6%減の99億3600万円だった。
 下期は4店舗の新規出店を予定しており、通期の売上高は1・6%増の2278億円、営業利益は1・3%増の114億円、経常利益は1・3%増の116億円、当期純利益は9・2%増の62億円を見込んでいる。