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中洲2丁目の4階建て店舗が完成オープン  吉塚うなぎ屋本店    客席数は1・5倍の140席に


 飲食店を経営する株式会社吉塚うなぎ屋本店(福岡市博多区中州2丁目、徳安憲一社長)が、総工費4億円をかけ、同所に建て替えていた4階建て新店舗が4月22日、完成オープンした。
 建物の老朽化や顧客層の変化に対応するために、昨年8月に着工していた。新店舗は敷地面積428・3平方m、延床面積は1163・94平方m。旧店舗の1・5倍の広さになる。1階がエントランス、駐車場(5台収容)、2階がテーブル席、カウンター席、調理場、3階が宴会場1部屋、テーブル3部屋、掘りごたつ2部屋、純和風1部屋の計7部屋で90席になる。合計140席で約1・5倍の席数となった。4階は倉庫と従業員の休憩所として使用される。徳安社長は「創業して135年経つが、時代や客のニーズが変化している。店も大きく変わる必要があり、新店舗は高齢者に配慮したエレベーター、身障者専用の部屋も設置した。また入口には、当日調理するウナギの生産者のインタビューを上映することで、食の安全にも配慮した」と話している。新店舗の売上目標は5億円。同社は売上高5億円。資本金1000万。従業員数は50人。徳山社長は1946年生まれの61歳。趣味は囲碁、ゴルフ、語学。