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中央区西中洲に焼き肉店を移転オープン  力飯店    11月13日オープン


 焼き肉の力飯店(北九州市八幡西区穴生1丁目、加山浩二代表)は11月13日、福岡市中央区西中洲に移転オープンする。
 場所は明治通り沿い大同生命福岡ビルの南側。店舗面積は約244平方mで、客席数はカウンター8席とテーブル席54席の計62席。個室が5部屋あり、仕切りを外すと最大18人まで利用可能となる。同店は62年に加山代表の母親が創業し、ファミリー層中心の郊外店舗だったが、福岡市の中心部に出店したことで接待需要などにも対応する。内装は加山代表がデザイン段階から参加し、落ち着いた雰囲気に統一。「お客さまがゆっくりくつろぎ、今まで以上に食と空間を楽しめる店舗に」という新たなコンセプトのもと席数も減らした。メニューは、生産地を訪れ厳選した山口県の無角和牛、宮崎県の尾崎牛、土佐あかうしを主力に取りそろえるほか、デザートは同市中央区赤坂の和菓子店「五島」の和菓子を仕入れ提供する。ドリンク類は日本酒やワインなど、交流のある専門店オーナーなどが焼き肉に合うメニューリストを制作している。平均客単価は7千円を見込む。営業時間は午後5時から午前零時までで、不定休。従業員数は14人で、店長は加山代表が務め、予約制のカウンターでの接客・調理を担当する。店内の一角では、韓国の若手アーティストの器などを展示販売する。
 加山代表は「自信をもって提供できる肉をはじめ、自ら生産する無農薬の米、名店の和菓子や専門家とコラボレーションして選定したドリンク類など、厳選したメニュー構成となっている。ターゲットは特に設けておらず、友達や家族、カップルや接待など、それぞれの予算に応じて食事と空間を楽しんでいただきたい」と話している。
 加山代表は北九州市出身。1968年1月22日生まれの42歳。趣味は音楽、骨董品や美術品の鑑賞や収集。