NEWS

  • 地域

中央区舞鶴1丁目に3百人体制のコンタクトセンター  全労済    中期計画の一環で


 東京都の全国労働者共済生活協同組合連合会(以下全労済=同渋谷区代々木2丁目、石川太茂津理事長)は6月1日、福岡市中央区舞鶴1丁目にコールセンターを開設した。
 2009年6月からスタートした中期経営計画の一環で、業務効率化と人件費削減を目的に、全国6カ所に分散するコールセンターを福岡市と札幌市の2カ所に集約する。福岡の場所は昭和通り舞鶴1丁目交差点西側、福岡県本部が入る「全労済モルティ天神ビル」で、6階の九州受け付け窓口「お客さまサービスセンター」を4、5階に移して拡充し、「福岡コンタクトセンター」にした。フロア面積は1616平方mで、対応ブースは271席。同所は、北陸、東海以西のエリアを担当し、共済商品の加入相談、組合員からの問い合わせ、事故受け付けなどを行う。開設時は234席、244人体制でスタートし、10月までに271席、303人体制に増員する方針で、30人を新たに雇用する計画。松井和夫・福岡コンタクトセンター部長は「多種多様な相談をワンストップで解決し、連携を強化することで一層のサービス充実を図っていきたい」と話している。
 全労済は組合向けに共済事業を行い、「こくみん共済」「団体生命共済」「火災共済」などの契約件数3504万件(2010年5月期)をもつ。