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中央区舞鶴に「ボローニャ」ブランドのカフェ業態1号店  エスプリボローニャ    福岡から全国展開を目指す


 「ボローニャ」ブランドのパンを製造、販売し全国でフランチャイズチェーン展開する株式会社ボローニャFC本社(東京都千代田区神田錦町、松尾豊社長)のグループ会社で飲食店経営の株式会社エスプリボローニャ(福岡市中央区舞鶴1丁目、同社長)は10月2日、同所にカフェ「ボローニャカフェ レ・エスプリ」をオープンした。
 ボローニャブランド初のカフェ業態で、八女市出身で県内に在住の松尾社長が九州の中心地、福岡から同業態の全国FC展開を目指す。1号店の店舗運営が軌道に乗り次第、福岡市内での宅配事業も視野に入れている。場所は通称親富孝通り、舞鶴交番前交差点の南西側のマンション「グランパーク天神」1階。店舗面積は約76平方m。客席はテーブル席と個室で計26席。個室は、予約で6人から10人まで貸し切りできる。メーンのカフェメニューはボローニャのデニッシュパンを使用したフレンチトーストや独自の専用粉で焼き上げたパンケーキ、20種類から選べる紅茶、スペシャルティコーヒーなど提供する。ランチは日替わりで、レストラン並みのメニューを用意。また、店内にはボローニャ商品やカフェで使用している食材を販売するコーナー「料理長セレクトショップ・ボローニャマルシェ」も設置。客単価は2000円で、ターゲットは女性。営業時間は午前11時から午後6時まで。以降も20人以上、単価3000円以上の予約で貸し切りも可能。スタッフ数は5人。初年度の売り上げ見込みは500万円。
 エスプリボローニャは、今年6月設立。資本金500万円。従業員5人。グループ会社のボローニャFC本社は2001年12月設立。資本金1000万円。売上高約15億円。2003年に人気のデニッシュ食パン「京都祇園ボローニャ」のFC権を取得し、全国FC展開している。現在、9社のフランチャイジーが北海道、新潟、福島、千葉、横浜、金沢、名古屋、大阪、佐賀の工場でパンを製造、販売。主に結婚式の引き出物やゴルフ場での景品、企業イベントでのお土産などに使われている。九州ではボローニャマックス株式会社(佐賀県三養基郡みやき町、同社長)の工場から供給している。売上高約4億円。松尾社長は八女市出身。1947年10月25日生まれの66歳。八女工業高校卒。趣味はDVD鑑賞。