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中央区春吉にスポーツバー併設カラオケ店  九州第一興商    初年度売り上げ見込みは2億円


 カラオケ機器販売、カラオケ店運営の株式会社九州第一興商(福岡市博多区博多駅南6丁目、馬場勝彦社長)は4月12日、同市中央区春吉3丁目にスポーツバーを併設したカラオケ店を出店した。スポーツバー併設店は初めてで、同社直営店は5店舗目。
 場所は春吉交差点の南東側角地。天神、中洲エリアの動線となる国体道路沿いという「全国有数の歓楽街につながる好立地」(馬場社長)を生かして集客を図り、初年度では、カラオケ店「ビッグエコー」で1億5000万円、スポーツバー「ケルツ」で5000万円を売り上げる見込み。2階建てビルを賃借しており2億円掛けて改装した。延べ床面積は492平方m。カラオケルームは31室で、最大収容人数は合計234人、スポーツバーの最大収容人数は63人。
 カラオケルームは、ステージやミラーボールを設置する「ライブルーム」や、家具メーカー“フランフラン”の家具やマッサージチェアを置く「エレガントルーム」、レーザー照明を置く「ライティングルーム」、最大40人収容可能な「パーティルーム」、歌声をCDに録音できる「レコーディングルーム」、禁煙ルームなど目的に応じた設備を備えている。営業時間は平日が午後3時から午前7時(土曜日が午前11時から午前7時、日曜祝日が午前11時から午前5時)。従業員は30人。馬場社長は「さらなる店舗サービスの強化や積極的な販促活動で、地域と良好な関係を築き、愛される店舗を目指す」と話している。
 同社は株式会社第一興商の100%子会社で1980年6月設立。資本金は7000万円。2012年3月期売上高は10億4774万円。出先はカラオケ「ビッグエコー」新中洲店、千早店、小田部店、志免店。従業員は98人。