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中央区大名に台湾料理店  福岡市中央区舞鶴の蔡東城さん   6月中旬オープン


 福岡市中央区舞鶴在住の蔡東城さんは、6月中旬、同区大名2丁目に台湾料理店を出店する。
 場所は通称明治通り沿い、中央区役所向いのシャンボール大名A棟1階の東角。店名は「TAIWAN 麻辣火鍋(マフラフファゴァ)百膳工房」。店舗面積は72平方m、客席数は34席で、テーブル席とカウンター席で構成する。営業時間は午前11時から午後10時30分で、年中無休。ランチメニューは、麺類・ごはん・デザートの麺セット(780円)と、ごはん・おかず・スープ・デザートの定食セット(880円)。ディナーメニューは、肉類や野菜からとった基本スープと香辛料をプラスした2種類の味が楽しめる台湾の鍋料理「麻辣火鍋(マフラフファゴァ)」をメーンに、焼きビーフンなどの単品料理、アルコール、コースメニュー(2500円から)を提供する。ターゲットは20代の若者から近隣の会社員など幅広い世代で、初年度売上目標は3000万円。店長は蔡さんが務める。蔡さんは「大阪に出店した際、当店の火鍋は大変好評だった。福岡でこの鍋を提供している店舗はほとんどなく、注目を集めるはず」と話している。
 蔡さんは台湾出身、1956年9月1日生まれの52歳、13歳で来日。沖縄で高校生まで過ごし、大阪府の辻調理師専門学校を卒業。卒業後は東京や台湾で修業し、1996年に福岡市中央区親不孝通で「台湾食堂」を開店し独立した。同店を売却後2004年に大阪の道頓堀に出店したが区画整理事業によりこのほど閉店。今回5年ぶりに福岡に店舗を構えた。趣味はゴルフ。