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中国向け輸出事業を開始  ティーアイプロジェクト    養殖うなぎの飼料添加剤


 旅行代理業の株式会社ティーアイプロジェクト(福岡市中央区今泉1丁目、石川哲也社長)はこのほど、中国向け輸出事業を開始した。
 同社は1月、中国人スタッフの入社を機に国際部を設置。これまで中国人向けツアーの企画販売を手掛けてきたが、新たな事業の柱を目指し開始する。第一弾の輸出商材は飼料添加剤。養殖うなぎの飼料に混ぜる乳酸菌で、提携する大阪のメーカーが製造。現在、現地の商社や飼料メーカーなどと交渉中で、6月中をめどに輸出開始を目指す。今後は輸出商材を増やすほか、中国進出を検討する企業のコンサルや代理業なども手掛けたい考え。石川社長は「国際部の部長は、比較社会文化の博士号をもち、日本で観光ガイドや貿易事業などを手掛けてきた。ネットワークを生かし、事業を拡大していきたい」と話している。
 同社は96年7月設立。資本金26百万円。従業員数7人。石川社長は三猪郡大木町出身。1959年3月5日生まれの52歳。中央大学卒。趣味はハーモニカ。