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中古マンション買取再販事業に参入  JR九州    11月中旬から第1号物件の販売開始


 九州旅客鉄道株式会社(JR九州、福岡市博多区博多駅前3丁目、唐池恒二社長)は中古マンション1室を買い取って改修・再生し販売するリノベーション事業に参入、11月中旬から第1号物件の販売を開始する。
 分譲マンションの「MJR」や賃貸マンションの「RJR」で培ったノウハウを生かし、シニアマンションの「SJR」に続く、不動産事業における新規事業として開始するもの。同社のリノベーションマンションは「いまある住空間から、初めて出会う価値“X”を創る」をコンセプトに「JRENOX(ジェイリノックス)」ブランドとして展開。都心部や良好な住環境エリアを選りすぐり、新築ブランドのMJRマンション並みの仕様やMJR独自の設計変更システムで培ったニーズを活かしたプランニングで、リノベーション住宅推進協議会が定める「適合リノベーションR1住宅」の規準を満たした物件を手の届く価格で提供する。専有部には同社のアフターサービス保証(2年)をつける。
 同社では既に福岡市内で3物件を取得し、順次、リノベーションを進行中。11月1日にはJRENOX専用サイトを開設しており、同月中旬にまず西区愛宕浜の物件(築17年、専有面積89平方m)を2880万円(新築マンションギャラリーで使用の家具付き)で発売。来年1月下旬に中央区薬院の物件(築18年、専有面積70平方m、価格未定)、2月上旬に中央区今川の物件(築23年、専有面積89平方m 価格未定)を発売予定。