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上期はPB商品好調などで増収増益  マックスバリュ九州    経常は20・3%増


 イオングループで、九州内にスーパーマーケットを展開するマックスバリュ九州株式会社(福岡市博多区博多駅東3丁目、築城政雄雄社長)の08年度上期(3~8月)売上高は、523億7900万円で前年同期比8・2%増、経常利益は11億9700万円で同20・3%増となった。
 上期は、新店効果に加えて内食傾向の強まりでデリカ(総菜)、精肉などが好調に推移。デリカが同14%増、精肉が同15%増と伸びたほか、新店での売場強化を進めている酒類も同13%増、日配品も同12%増と2けたの伸びになっている。利益面では営業利益が12億300万円で同19・8%増と経常利益とともにほぼ2ケタの伸びになった。これについて同社では「販売管理費が売上高の増加と同じ8・2%増だったのに対して、粗利益率がアップして営業総利益は9・2%増となったため。特にプライベートブランド(PB)で利益率の高い『トップバリュ』や総菜の構成比率が高まった効果」(久原洋一総務部長)と分析している。通期では「今の流れで行けば」(同)売上高は前期比8・9%増の1080億円、経常利益は同26%増の約30億円を見込んでいる。
 同社は2002年3月設立、資本金9億2940万円、従業員数7056人、店舗数104店舗、07年2月期の売上高は992億円。