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リサイクル繊維使用の夏服を全店に導入  五十二萬石如水庵    6月1日から


 和・洋菓子製造販売の五十二萬石如水庵(福岡市博多区博多駅前1丁目、森恍次郎社長)は、6月1日から、リサイクル繊維を使用した夏服ユニフォームを全店で導入する。
 同社では2年前から、制服のリニューアルにあたり、環境問題に貢献できるものへ切り替えようと計画を進めていた。今回導入した繊維は、ポリエステル製品の研究開発、製造販売の帝人ファイバー株式会社(大阪市、亀井範雄社長)が、繊維専門商社の株式会社チクマ(大阪市、竹馬隼一郎社長)に素材を供給し、ユニフォーム納入業者へ繊維提供、その後の回収、リサイクルまでするシステム。ポリエステル混合素材の服を生産、使用、廃棄、回収しユニフォームに再生産することで、半永久的に循環できるシステムという。森純子副社長は「同社全店で約300枚の制服が使用される。夏服、合服の切り替えで少しでも環境問題に貢献できたら」と話している。