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ユニバーサルデザイン信号灯の社会実験スタート  九州産業大学    期間は1カ月


 九州産業大学(福岡市東区松香台2丁目、山本盤男学長)は1月27日、福岡ビジネス創造センター、福岡県警察本部と共同で、芸術学部デザイン学科の落合太郎教授が開発したユニバーサルデザイン信号灯の社会実験を開始した。期間は約1カ月間。
 ユニバーサルデザイン信号灯は赤信号に、色覚障がい者には見えやすく、健常者には見えづらいよう色度と輝度を調節LEDで「×」印を組み込んだもの。財団法人日本産業デザイン振興会主催の2011年度のグッドデザイン賞を受賞した。実験場所は福岡市東区香椎浜の片男佐橋交差点で4機設置される。同校では「02年から開発を進めてきたものがようやく実用化に至った。色覚障がい者の交通事故防止に役立てたい」と話している。