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マンション販売低迷で減収減益  コーセーアールイー    今期は増収増益見込む


 マンション販売業の株式会社コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)の2010年1月期連結決算は、売上高が35億6551万円で前期比32%減、経常損益が1億8438万円の赤字で減収減益だった。
 前期は福岡市内でファミリーマンション1棟、投資型マンション2棟が完成したが、計画販売戸数を下回った。収益面では、顧客の買い控え傾向に対応するため、販売価格を下げたことが利益の低下を招いた。事業別でみると、不動産販売事業は分譲、中古マンションの売り上げは前期を上回ったものの、資産運用型マンション売上高が13億3441万円の前期比59・4%減と響き、売上高が34億3474万円で前年同期比32・9%減だった。不動産賃貸管理業は管理戸数が1275戸となり、売上高が1億3076万円の同4・1%増だった。
 2011年1月期は福岡市に分譲マンション1棟25戸、投資型マンション1棟95戸の完成を計画。決算では売上高は36億8722万円で前期比3・4%増、経常利益は8619万円の黒字と増収増益を予想している。