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パナソニックヘルスケアと協力し、手帳を電子化  総合メディカル    全国525店の調剤薬局で導入


 医業経営コンサルティングなどを手掛ける総合メディカル株式会社(福岡市中央区天神2丁目、田代五男社長)は、このほど全国525店舗の調剤薬局を対象にスマートフォンを活用したヘルスケア手帳の電子化を導入した。
 患者の利便性、調剤薬局の機能強化を目的にパナソニック ヘルスケア株式会社(東京都港区、山根健司社長)と協力実施したもの。名称は「ヘルスケア手帳(電子おくすり手帳)」。同サービスを導入した薬局の患者は、処方せんの撮影、送信から受付、調剤完了の確認を無料のスマートフォンアプリを通じて行えるのが特徴。患者側は服用履歴やアレルギー歴、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の利用意向を薬局に伝え、待つ時間が簡略化され、調剤完了までのストレス軽減と待ち時間の有効活用が可能になるほか、調剤薬局側も効率的な業務運営が図れるという。同社では今年度中に同社グループの調剤薬局全店の導入完了を目指す。
 同社は1978年6月設立。資本金は35億1300万円、14年3月期の連結売上高は1033億1800万円。