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バッテリー再生剤の特約店を募集  エコ推進事業協同組合    3月から


 環境関連企業の支援組織・エコ推進事業協同組合(久留米市東合川5丁目、佐藤善雄理事長)は3月から、特許商品で寿命を従来比2倍以上伸ばすというバッテリー再生剤の特約店の募集を始める。
 1月に設立した組合初プロジェクトとして、同制度で販路拡大を目指すもの。同商品は参加企業の熊本電気工業株式会社(佐賀県神埼市神埼町大字尾崎、熊本重徳社長)が開発、特許を取得しておりバッテリーに再生剤を入れると「寿命を2倍以上に伸ばせる」(佐藤理事長)という。特約店ではトラックやバンなど事業用車を対象にし、バッテリーを計測して預かり、再生剤を付加、充電して返却する。特約店は組合から1キロ11万2000円で仕入れるもので、ロイヤリティなどはなし。初年度の月間販売目標は1000キロ。佐藤理事長は「再生剤は毎年の付加が必要なため、固定客が見込め、一定数の顧客を確保すると安定的な事業としての展開が可能となる。寿命が延びることでコスト削減、エコにもつながる」と話している。
 佐藤理事長はうきは市出身。1956年4月27日生まれの53歳。日田商業高校卒。趣味はゴルフ。環境商材の卸・株式会社エコール社長と兼任している。同組合は2010年1月発足。出資金は3万円。会員企業は現在6社。