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タイに販売子会社設立  丸東産業    周辺国への輸入も視野に


 包装資材製造の丸東産業株式会社(小郡市干潟、瀧山浩二社長)は2月下旬、タイの首都バンコクに現地での販売を担当する子会社を設立する。
 取引先などがアジア諸国に進出し、包装資材の品質に対する要求が高まっていることから、同製品の輸入販売、現地協力会社製品の国内販売と周辺国への輸出販売拠点にする。海外の子会社は香港に次ぐ2社目で、東南アジアへの進出は初。新会社の社名は「MARUTO(THAILAND)CO.,LTD.」。本社所在地は現在選定しており、同市内のオフィスビルに入居する予定。資本金は1000万バーツ(日本円で3600万円)で、同社が80%を出資する。現地スタッフ5人を含む8人体制でスタートする。同社では「現地進出企業の包装技術へのニーズにスピーディーに応えていきたい」と話している。
 同社は1947年3月設立。資本金は1807万円。従業員数は358人。近年、新商品の開発に力を注いでいる。