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セントラルキッチンに20億円の設備投資を計画  ロイヤルHD    2014年までの新中経を策定


 ロイヤルホールディングス株式会社(福岡市博多区那珂3丁目、菊地唯夫社長)は11月21日、2012年1月から14年12月までの新中期経営計画「Fly to 2014」を策定した。
 「ロイヤルブランドの再構築」「成長エンジンの育成」「収益基盤の拡大」「時代対応業態の開発と進化」「事業開発機能の強化」「M&Aの活用 海外への進出」の6つの事業戦略と、「インフラ強化とグループシナジーの追求」「効率経営体への転換」の2つのインフラ戦略を骨子に、成長が見込まれる事業の拡大と持続的成長、企業価値の向上を促進。最終年度の2014年12月期の業績目標は売上高1220億円(11年12月期通期予想は1075億円)、経常利益50億円(同20億円)突破を目指す。
 特に事業戦略では、成長エンジンに位置付ける天丼店「てんや事業」、「コントラクト事業」、「ホテル事業」を重点ポイントに積極的な出店でシェア拡大を図る。またインフラでは東京と福岡のセントラルキッチンに20億円の設備投資を行い、グループ向けの開発・生産体制を強化するほか、効率経営体への転換に向け、2012年1月1日付で組織変更し、持ち株会社である同社は戦略策定業務に特化させ、これまでの企画支援業務をシェアードサービス会社であるロイヤルマネジメント株式会社に集約する。