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スポーツブランド・墺アーバンツール社の代理店に  スリー・アールシステム    初年度売上目標は3千万円


 パソコン周辺機器や生活雑貨品などの製造販売を手掛けるスリー・アールシステム株式会社(福岡市博多区上牟田1丁目、王鈞社長)は、オーストリアのスポーツブランド、アーバンツール社と国内販売代理店契約を結び、4月からスポーツ向けボディーバッグなど同社製品の販売を始めた。
 新たな収益の柱を築くため昨年末からテスト販売を始め、4月から本格販売に乗り出した。取扱製品は、主に携帯電話や財布、iPodなどを収納できるギアツール(身の回りの小物を機能的に身に着けるためのアイテム)やウエアで構成。人間が可能な限り自然な動きや状態で使えるよう人間工学に基づいて設計されているという。メーンターゲットは20~40代の男性で、ボディーバッグ(7千円~1万8千円)、モバイルアクセサリー(1千円~3千円)など34種類をそろえている。インターネットのサイト上と、楽天などのオンラインショップで販売している。初年度の売上目標は3千万円に設定し、3年後までに年商1億円以上を目指す。今村陽一管理本部長は「国内の販売代理店を募集している。募集目標数はまだ設定していないが、全国に増やしていきたい」と話している。
 同社は2001年5月設立。資本金1千万円。11年3月期売上高は6億円の見込み。