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システム開発、半導体好調で売上23%増  ジェイエムテクノロジー    外注費の増加などで減収


 システム開発業のジェイエムテクノロジー株式会社(福岡市博多区下川端、植木一夫社長)の10年2月期は、売上高が前年比23%増の32億49百万円で、同39%減の経常利益が3千万円で増収減益だった。
 ITインフラの構築設計や業務系システム開発、半導体メーカーからの請負業務で既存取引の拡大に加え新規顧客獲得もあり大幅な増収となったが、未稼働人員発生と外注費増加により減益となった。事業別の売上高は、IT事業が同21%増の25億1415万円、半導体事業が同33%増の7億3580万円。今期は、6月に開始するITベンチャー・株式会社マルテック(飯塚市)のインドネシア現地法人にシステム開発の一部を委託することから、オフショアによる開発費用の削減を図り収益性の向上に力を入れる。売上高は2%増の32億円、経常利益は倍増の65百万円を見込む。植木社長は「今後もオフショア体制を充実したい」と話している。