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コーヒー自販機用の瞬間冷却機で特許取得  SFカフェシステム    氷使わずアイスコーヒーに


 自販機のリース・販売のSFカフェシステム株式会社(糟屋郡志免町別府、末延宗大社長)は、9月16日、自社製コーヒー販売機「ワールド・コーヒークラブ」専用の瞬間冷却機で特許権を取得した。
 製品名は「クイックール」。これまではホットのみで販売していたが、この新製品の導入によりアイスコーヒーも販売できるようになる。冷却機内では冷水にコイルが通してあり、このコイルを対象(コーヒー)が通過する間に、冷却が完了する仕組み。氷を使わないことからコーヒーが薄くならないというメリットがある。すでにテスト段階で北九州市小倉北区の飲料店、宗像市江口の道の駅などの店舗が採用しており、初年度は100台の販売を目指す。
 末延社長は、「当社のコーヒー販売機は独自の味が売りなので、その強みを生かしたまま冷やす方法を模索してきた。これから既存顧客の善店舗に設置してもらいたい」と話している。同社は99年設立。資本金は1000万円。従業員数は10人。売上高は5億円。