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コスト削減、内部管理強化奏功し黒字転換 　東福製粉　　　 売上高も５・９％増

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　製粉業の東福製粉株式会社（福岡市中央区那の津４丁目、野上英一社長）の０８年９月期連結決算は、売上高が４０億４５００万円で前年同期比５・９％増、経常利益が１億８００万円で前期の１１００万円の赤字から黒字に転換した。
　穀物相場や原油の高騰がコストを引き上げ、政府売渡麦価の改定が２度に渡り行われた中、内部管理体制の充実、販路見直し、コスト削減、製品・商品の安全性の確保が奏功し黒字化した。セグメント別の売上高は、主力の製粉事業が穀物相場の高騰により４０億円で同５・２％増。不動産賃貸事業は前期半ばからの賃貸料引き下げが影響し４６００万円で同４・３％減だった。今期は連結で売上高が４６億７千万円で同１５・５％増、経常利益が前期同水準の１億８００万円を見込む。同社は１９３２年設立。資本金５億円。従業員数は５３人。東証２部上場。