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コケと人工芝使用の屋上緑化用マットを販売  吉村造園土木九州営業所    価格は2万円/平方m


 吉村造園土木株式会社九州営業所(福岡市早良区百道浜4丁目、川邉光正所長)は、8月からコケと人工芝を使用した屋上緑化用マット「モスグラス」の販売を始めた。
 同商品は陽光性で乾燥に強い「スナゴケ」と、人工芝を一体化した屋上緑化用マット。断熱、CO2削減効果のほか、軽量で刈り込みや施肥などのメンテナンスが不要で、低コストに抑えられるのが特徴。製造元は丸中ゴム工業株式会社(名古屋市)。標準サイズは60cm×60cm。重量は乾燥時が約2kg/平方m、湿潤時が約12kg。価格は2万円/平方mで、施工費は3千円/平方m。インターネットと直販で販売する。エリアは九州、山口地区。主にマンション、戸建て向けに販売し、初年度売上高3千万円を目指す。川邉所長は「屋上緑化助成金の対象にもなっている。集合住宅でも取り組みやすいエコ活動の一案として認知を広めていきたい」と話している。
 同社は岐阜市柳津町上佐波2丁目に本社を置く。1930年5月設立。資本金3千万円。従業員40人。川邉所長は熊本県人吉市出身。1949年4月10日生まれの61歳。熊本大学法文学部卒。趣味はトライアスロン。