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コクヨ九州販売含む地域販社2社を吸収  東京都のコクヨマーケティング    収益力拡大目指し


 コクヨの連結子会社で文具総合商社のコクヨマーケティング株式会社(東京都港区、山崎稔社長)は、5月1日付で地域販社のコクヨ中国販売株式会社(広島市中区中町、宮川欣也社長)とコクヨ九州販売株式会社(福岡市博多区博多駅前2丁目、村岡高明社長)を吸収合併した。
 コクヨマーケティングが推進するソリューションメニューを地方で展開するとともに、統合による業務効率化、および収益力の拡大で競争力の強化を図る。合併後の社員数は904人で、今回の再編に伴い、宮川コクヨ中国販売社長が取締役中国営業本部長に、村岡コクヨ九州販売社長が取締役九州営業本部長に、それぞれ就任した。
コクヨマーケティングは1970年10月に東京中コクヨとして設立、2000年5月にコクヨ株式会社100%子会となり同年12月にコクヨ東京販売株式会社に社名変更、07年10月に東京、名古屋、大阪地区を商圏に持つ販社との統合を機に現社名に変更。資本金は5億3千万円。09年12月期売上高は656億78百万円。