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グループのホテル運営会社を吸収合併  福岡シティクラブ    社名を株式会社エフ・ジェイ ホテルズに


 福岡地所グループでハイアット・リージェンシー・福岡やビジネスホテルなどを展開する株式会社福岡シティクラブ(福岡市博多区博多駅東2丁目、藤木辰正社長)は12月1日、グランド・ハイアット・福岡を運営するジー・エイチ福岡株式会社(同区住吉1丁目、同社長)を吸収合併し、社名を株式会社エフ・ジェイ ホテルズに変更した。
 資産の有効活用、人的交流、共同仕入れによるコスト削減など、経営統合による強みを生かし競争力強化を図る。社長には引き続き藤木辰正氏が就任。社員数は約600人で、合併初年度の売上高は約120億円を見込んでいる。合併により同社が運営するホテルは、グランド・ハイアット・福岡、ハイアット・リージェンシー・福岡、サンライフホテル、ホテルツインズももち、ホテルクレガ天神、ホテルフォルツァ大分の6施設で、総部屋数は約2200室。藤木社長は「シティホテルからビジネスホテルまで幅広いバリエーションを生かした営業展開でさらに事業を拡大したい」と話している。
 同社は1978年3月設立、資本金は9950万円、決算期は5月。藤木社長は糟屋郡宇美町出身、1950年10月20日生まれの59歳。福岡大学法学部卒。趣味はゴルフ。
 役員は次の通り。▼会長 堤敬志▼社長 藤木辰正▼取締役 榎本一彦、藤賢一、榎本一郎、清原邦彦▼監査役 八木聖二