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カードレス来店ポイントシステム改良版発売  システムクリエイト   初年度売上目標1300万円


 ソフトウエア開発業の合同会社システムクリエイト(福岡市博多区博多駅前4丁目、近藤達也社長)はバーコード付きポイントカードを発行する店舗を対象にしたカードレス来店ポイントシステム「シマウマたっち」を開発、6月1日から発売する。
 これは1月に接客業向けに開発したカードレス来店ポイントシステム「BIOS」の改良版。一般の導入費用よりも印刷費など費用がかさむバーコード付きポイントカードを発行する店舗や企業のカード導入時のコスト削減の要望に応え開発したもの。新規加入する場合、各自の携帯電話や携帯認証端末「Felica(フェリカ)」対応のICカードなどがポイントカード代わりになり、これまで活用していたカードも同システムで利用でき、新たに会員証を作り変えなくても良いのが特徴。現在春日市のドラッグストア1店舗で試験的に導入しており、6月1日から福岡県内の薬局などを中心に本格的な営業を開始する。導入費用は69万8000円で、初年度売上目標1300万円。筋田卓馬副社長は「消費者のおサイフがなるべくかさばらないようポイントカードを簡素化するシステムを開発していきたい」と話している。同社は2006年5月設立。従業員8人。2008年3月売上高は約5000万円。