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エアコン不要の岩盤浴用石使用住宅建設  石の癒    聖石の光エネルギー活用、特許申請中


 岩盤浴店などを展開する石の癒株式会社(福岡市博多区店屋町、二枝崇治社長)は、09年1月、積水ハウスシャーメゾン福岡支店とタイアップし、県内に岩盤浴で使用する石を使用した戸建て住宅を建設する。
 エアコンのような送風による空気調節ではなく、独自にブレンドした「聖石(ひじりいし)」の持つ光エネルギーを活用するもの。名称は「光冷暖システム」で、一定温度を保つことのできる岩盤浴用の石の特性を生かし、エアコン不要の家づくりをすることで、コスト・二酸化炭素削減を目指していく。導入は新築・既築ともに可能で戸建てで費用は200万円から。同社では「現在、特許も申請している。環境に配慮した家を提案していきたい」と話している。
 同社は1999年3月設立、資本金2億4000万円、従業員数は60人。売上高は9億640万円。二枝社長は粕屋郡志免町出身、1959年12月3日生まれの49歳、福岡大学附属大濠高校卒。趣味は朝陽と夕陽を見ること。