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イオンモール福津のオープンは12年春に  イオンモール    来年3~4月に着工


 イオングループの大型商業施設開発のディベロッパー・イオンモール株式会社(千葉市美浜区中瀬1丁目、村上教行社長)は11月18日、福津市に出店する大型ショッピングセンター(SC)「イオンモール福津(仮称)」のオープンを2012年春に決定した。同日、山中千敏専務営業本部長、岩本馨常務開発本部長、浅対亨西日本開発部長ら3人が福岡市内のホテルで会見し明らかにした。来年3~4月に着工する。
 イオンモール福津は、独立行政法人・都市再生機構(UR)が開発を進める福間駅東土地区画整理事業地内に建設する。敷地面積は約4万平方m。両端に総合スーパー、大型専門店やシネコン(複合映画施設)を配置、両施設を飲食やファッション、雑貨など約150の専門店が入居するモール(専門店街)で結ぶ2核モール型。鉄骨造り4階建てで、売り場面積は約7万5千平方m。駐車場は3百台収容。従業員数はパートを含め約2千5百人を予定している。投資額や売り上げ目標は非公開。
 山中専務は「イオンモール福津は、URが整備する土地区画整理事業地内に出店する。用地買収や道路整備などインフラ整備にめどがついたことから、2012年春のオープンを正式決定した。JR鹿児島本線、国道3号、九州自動車道古賀インターチェンジなど交通アクセスに恵まれ、福岡都市圏東部の大型SCとして幅広い集客を期待している」と話している。また、出店テナントについて同専務は「大型専門店はファッションや大型家電、子ども向けなど集客力のあるテナントを誘致する。また、ファッションや雑貨、飲食、サービス業など15店で構成するモールの3分の1は県内や九州内などの地元企業のテナントで構成していきたい」との方針を語った。
 同社は04年6月に粕屋町に「イオンモール福岡ルクル」、05年4月に直方市に「イオンモール直方」、08年12月に「イオンモール筑紫野」を、それぞれオープン。来年3月には大牟田市に「イオンモール大牟田」がオープンする。