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ひびき灘開発用地の物流施設が完成  大和ハウス工業    投資額30億円


 大和ハウス工業株式会社(大阪市北区梅田、村上健治社長)が、総工費30億円をかけ北九州市若松区響町3丁目に開発していた大型物流施設「ひびき国際物流センター」が9月10日に完成した。
 場所はひびきコンテナターミナル後背地のひびき灘開発用地。平屋建てで、敷地面積は3万9659平方m、床面積は2万3934平方m。同施設は2月から着工していた。テナントには日本通運株式会社(東京都港区東新橋1丁目、川合正矩社長)の単独入居が決まっており、化学薬品や自動車関連商品などの大口貨物や小物混載貨物を取り扱う。同施設は日本通運専用に作られたビルド・トゥ・スーツ型(オーダーメイド型)となっている。大和ハウス工業では「福岡、北九州における物流の整備集約ニーズは大変大きい。そうした意味で、響灘地区は国際的な物流事業の拠点となると自社では位置付けている。今後も積極的に投資をしていきたい」としている。同社は1955年4月創業、1947年3月設立、資本金は1101億2048万3981円。社員数は1万4106人。087年3月期の連結売上高は1兆6184億円。