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がん治療費概算照会システムを開発  飯塚病院    12月21日から


 麻生グループの飯塚病院(飯塚市芳雄町、田中二郎院長)は、12月21日、「がん治療費概算照会システム」を開発し、運用を始めた。
 これは、がんで入院した場合にかかる治療費の概算を計算する目的で同病院が独自開発したもの。肺がん、胃がん、大腸がん、直腸がん、肝がん、乳がん、卵巣がん、子宮がんを対象に、治療法および入院日数などを入力することで最低限必要な入院治療費の概算、自己負担率別の患者負担額が瞬時に算出できるという。同システムのカテゴリーは神経系疾患、眼科系疾患、循環器系疾患など18項目。同病院では「当システムの概算データは当病院データに基づいて算出するため、病院の機能によって多少の誤差はあるが、がん情報収集ツールとして活用してほしい」と話している。