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名鉄グループの三重名鉄タクシーを子会社化 安全タクシーグループ


週刊経済2022年7月12日発行

タクシー保有は160台体制に

久留米市や小郡市、佐賀県鳥栖市でタクシー事業などを展開する安全タクシーグループ(久留米市梅満町、中川恵司代表)は、6月20日に名鉄グループのタクシー会社・三重名鉄タクシー㈱(三重県松阪市、水野潔社長)を子会社化した。取得価格は非公表。
現在グループのタクシー事業は計5社体制で展開しており、中核会社の安全タクシー㈲(久留米市、中川恵司社長)が三重名鉄タクシー㈱の発行済全株式を取得した。子会社化に伴い、社名は「安全タクシー三重」に変更。これで計6社体制となったタクシー事業は、グループのタクシー保有台数が85台増え160台、従業員は240人体制に拡充し、初の九州外での展開に弾みをつける。また、中川代表は「私自身は何度も三重に足を運ぶ中で、当グループと三重名鉄タクシーの営業エリアの人口規模などが似ており、事業展開のイメージがついた」と話している。
三重名鉄タクシーは1953年5月設立。資本金3800万円。従業員は100人。三重県津市や松阪市、伊勢市を営業エリアとし、タクシーや大型バスの保有台数は計85台を保有していた。