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医薬品の入庫・払出を自動化する装置を導入 新生堂薬局


嘉麻市の新店舗で

調剤薬局やドラッグストアを展開する㈱新生堂薬局(福岡市南区中尾3丁目、水田雅幸社長)は9月2日、嘉麻市の店舗で医薬品の入庫・払出を自動化する「医薬品自動入庫払出装置」を導入した。
患者の待ち時間短縮と調剤業務の効率化を図ったもので、同社によると同装置の設置は県内初だという。導入したのは同日付でオープンした稲築病院敷地内の「ハッピー薬局稲築病院前店」(嘉麻市口春)。同店では処方箋に記載された薬剤情報を受信後、ロボットアームが棚に並ぶ薬剤をピックアップし複数の薬剤を自動的に払い出しするため、取り違えによるミスを低減。また、有効期限管理により廃棄コストの削減や棚卸作業の負担軽減なども期待でき、業務簡易化により、患者様に充実した薬剤指導を提供できる。
同社では「今後も患者さまの利便性を高め、より一層地域の方々の健康なくらしのお手伝いに努めていきたい」と話している。

2019年9月10日発行