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共同、自社開発商品で卸事業に参入  高田企画    新たな収益の柱に


 女性向け衣類、雑貨ブランド「スプリングデイズ」を販売する有限会社高田企画(春日市須玖南3丁目、高田宏社長)は来年度中に、衣類の卸事業を開始する。
 通信販売で月販1億円を売り上げる同社商品の構成は、7割が国内アパレルメーカーから卸した商品。新たに開始する事業は残り3割の、メーカーとの共同開発商品と自社開発商品を、全国の衣類販売店に卸す。年商約11億円の同社では、5年以内に売上高を20~30億円に引き上げるための新たな収益の柱とする。スプリングデイズの客単価は2000~3000円。ブランドはナチュラル系ファッションが中心で、主な購入者は20~40代の主婦層。現在は自社サイトと楽天市場での通販が中心だが、今後はヤフー、アマゾンなど通販サイトのチャネルを拡大していく。高田社長は「卸事業を始めれば、年商1億円単位で上がっていく。事業を軌道に乗せ、売り上げを伸ばしたい」と話している。
 同社は2005年5月設立。資本金は300万円。従業員は60人(パート含む)。売上高は10億7000万円(12年4月期)。高田社長は1976年9月12日の36歳。春日市出身。東福岡高校卒。趣味はサッカー。