INTERVIEW

再開発中も天神のにぎわい継続へ、官民組織発足


天神の商業者や企業、地域団体などで構成するWe Love天神協議会(会長法人:新天町商店街商業共同組合)は2月10日、「天神ビッグバン賑わい創出プロジェクトチーム」を発足した。

チームはWe Love天神協議会のほかに、天神地区の商業施設で構成する都心界(会長法人:㈱岩田屋三越)、西日本鉄道㈱、福岡地所㈱、三菱地所㈱、福岡地下街開発㈱、新天町商店街商業共同組合、福岡市で構成。市主導の再開発促進事業「天神ビッグバン」に伴う2024年までの建て替えの期間中に、持続的なにぎわい創出に取り組む。

天神ビッグバン賑わい創出プロジェクトチーム

2月10日に天神で開かれたキックオフミーティング

今後、渡辺通りの東西におけるイベントの連携強化や、キッチンカーなどによるにぎわいづくりを想定している。また、同日付で地域情報サイト「天神サイト」内に特設ページを設け、サイトやSNSなどで再開発や将来像、テナントの移転先やイベントに関する情報を発信していく。

天神ビッグバンにぎわい創出プロジェクト

左から福岡市住宅都市局都心創生課の許斐敬史課長、WeLove天神協議会の藏田隆秀事務局長

We Love天神協議会の藏田隆秀事務局長は「天神は過去最大の転換期を迎えている。これまでのにぎわいは商業施設がけん引してきたが、再開発により街の機能がさらに拡大する。商業だけではない、次世代の天神の姿を発信していきたい」、福岡市住宅都市局都心創生課の許斐敬史課長は「天神のにぎわいは、福岡のまちにとって大事な要素。市としても安全、安心なまちづくりを進めていきたい」と話している。