INTERVIEW

    天神の象徴・天神コア、44年の歴史に幕


    3月31日、若者の聖地・天神コアが、大型再開発・天神ビッグバンの中核「福ビル街区建替プロジェクト」に伴い、閉館した。

     

    3月31日午後9時、天神コアは44年の歴史に幕を閉じた

     

    若者のファッション拠点の象徴で、時代の変化を見守り続ける“天神の顔”だった「天神コア」。1976年の開業から若者向けにさまざまなファッショントレンドを発信し続けた。最終営業日のこの日は幅広い世代の来館者が訪ねるなど、別れを惜しんでいた。午後9時にシャッターが降り、原野館長の「ありがとうございました」のあいさつで、44年の歴史に幕を降ろした。

    閉店セール期間中は多くの買い物客が訪ねていた

     

    44年の歴史を振り返る企画「コア44年の思い出プレイバック」

     

     

    懐かしい過去のポスターなどが展示された

     

     

     

     

    福岡県出身の女優・今田美桜さんからもメッセージが

     

    閉館後、昨今の新型コロナウイルス感染拡大影響を考慮し、観衆は入れずに館内の閉館セレモニーを実施。この様子は動画で生配信された。

     

    天神コア名店会を代表し、岩田時計店・岩田哲夫社長が感謝の気持ちを語った

     

    天神コアの前身・西鉄街から60年以上にわたって同所で運営してきた岩田時計店・岩田 哲夫社長は「若者の憧れの地、天神のシンボルで店舗を運営し続けることができ誇りに思う。44年間ありがとうございました」と名残惜しむように感謝の言葉を語っていた。

     

    原野博仁 天神コア館長

     

    原野館長は本誌の取材に「天神コアが閉館し、これで福ビル街区の一体開発がスタートする。新しいビルが天神のランドマークになることを期待している。そしてこれからも、天神のまち全体が盛り上がるようになれば」とコメントした。

     

    天神コアは隣接する天神ビブレ(20年3月閉館)や福岡ビル(19年3月末閉館)との一体再開発がなされ、2024年に地上19階、地下4階建ての大型複合商業ビルに生まれ変わる。

     

    多くの人々に愛された「天神コア」(1976年6月〜2020年3月)

     

    【金縄洋右】