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大洋グループ
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岡部 知寛
大洋グループ 社長
おかべ・ともひろ／福岡市南区出身。1976年10月14日生まれの42歳。愛知大学現代中国学部入学後、台湾国立政治大学に留学。卒業後、2003年4月㈱電通九州入社。08年11月大洋グループに入社後、11年12月から同グループの社長に就いた。九州・アジア経営塾７期生を修了したほか、現在は（公社）九州国立博物館振興財団理事、九州経済フォーラム常務理事なども務める。趣味はキャンプ（初級）、海外旅行
人の心を動かすコンテンツメーカーへ
「地域の人々が楽しめるコンテンツメイクとその環境づくり」をスローガンに掲げる大洋グループ。映像事業を中核にエンターテインメント会社として発展し、２０２０年には創業50周年を迎える。
グループ会社で映像制作・イベント運営を担う㈱ティーアンドイーは、テレビ・ラジオＣＭを表彰する「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」の17年度において「マーケティング・エフェクティブ部門」でグランプリを受賞した。九州・山口地区のワーク・ライフ・バランス推進キャンペーンとして制作したＣＭ「知事が妊婦に」は、妊娠７ヵ月に値する７キロの妊婦ジャケットを知事が着用して公務に励み、妊婦の大変さを体感するというもの。斬新な切り口で社会的課題に向き合ったＣＭは国内外で話題となり高い評価を得た。一方、プロモーション事業では毎年太宰府天満宮で開催する「全国梅酒まつりｉｎ福岡」を手掛け、イベントという側面からも地域に寄り添う。
映像音響の環境をプロデュースする大洋㈱では今年６月、これまでの事業部制を廃止し組織再編した。「根底にある『地域や人を元気にする』という想いを胸に、時代に適した舵取りを再構築していく」と岡部社長は次なるステージを見据える。
DATA
所在地／〒810-0005 福岡市中央区清川2-12-6
TEL／092-524-5165
創業／1970年7月
事業内容／テレビCM、ウェブ動画の映像制作、イベント企画運営、デジタル共聴工事、ホテル向けVODコンテンツ配信、セキュリティシステム、映像機器・アミューズメント、デジタルサイネージ、介護事業所向けサービス、カラオケボックスの企画運営
従業員／100人
グループ会社／㈱ティーアンドイー、大洋㈱、大洋シナジー㈱、㈱リズミカル、㈲幸洋開発、㈱薬院ビル
関連会社／㈱大洋映画劇場
（ふくおか経済2018年11月号FACE）
