FEATURE

TheFace2014

九州沖通信機


阿部 准定

九州沖通信機㈱ 社長

廣島 将登

九州沖通信機㈱ 常務

あべ・のりさだ(左)/大分市出身、1950年7月23日生まれの64歳、大分県立大分工業高校卒、趣味はゴルフ
ひろしま・まさと(右)/佐賀市出身、1959年9月20日生まれの55歳、佐賀県立鳥栖工業高校卒、趣味はモータースポーツ

時代とともに進化、話せるペンダントで安心安全な暮らしを

来年度45期を迎える九州沖通信機㈱は設立当初、沖電気工業㈱の保守工事会社として発足。現在は、その沖電気工業製のほかに他メーカの製品も販売している。その歴史と伝統を象徴するかのように、事務所内には初代からの進化を遂げてきた電話機がずらりと並ぶ。
特に昨年から販売に注力している商品が、自社企画商品、高齢者住宅向けの緊急通報装置「話せるペンダントQコール」。阿部准定社長が胸に下げるペンダントのボタンを押すだけで登録された10カ所の通報先へ発信。既存の電話回線を利用するため、手軽に導入でき、ペンダントで話せるのが特徴だ。「これまでは病院福祉向けを中心としていたが、今後は個人ユーザー向けへの販売を強化していく」と拡販を進める廣島将登常務。
来春をめどに、追加モデルとして、受話器をなくした壁掛けBOXタイプを発売する。同機種最大クラスの大きさの緊急ボタンやワンタッチ発信、ガス漏れ、火災通報などの各種センサーに加えて生活リズムセンサーとの連動もでき、今後は一般住宅、不動産オーナーにも売り込んでいく。
通信インフラを通じて快適な生活を支える一助になるべく歩を進める。

現在開発中のBOXタイプのQコール(来春発売予定)

 

DATA
所在地/〒811-1302 福岡市南区井尻4-28-18
TEL/092-584-5111
創業/1971年10月
資本金/2,000万円
事業内容/各種通信機器の設計・販売・施工・保守 VoIP製品の販売・施工 CTI製品の販売・施工 徘徊監視システムの販売・施工 OA機器の販売
従業員/54人(グループ含む)
売上高/10億円(2015年3月期見込み)
拠点/西九州支店、西九州支店長崎出張所、熊本営業所、久留米営業所
関連会社/㈱コンストラクションサービス佐賀

http://www.kyuoki.co.jp/

(ふくおか経済2014年11月号FACE)