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TheFace2014

むらつ歯科クリニック


村津 和正

 むらつ歯科クリニック 理事長・歯学博士

むらつ・かずまさ/九州大学歯学部、同大学院博士課程満了。同大学歯学部付属病院予防歯科、文部教官助手。米国テキサス大学生命医学研究所留学。「一見健康そうであることは、真の健康ではない」という健康概念を学ぶ。研究を通し「歯臓説(歯中枢説)」に気づき、提唱し始める。1993年、その実証と追究のために、むらつ歯科クリニックを開業。歯科に「かみ合わせ」を含む内科的な視座を加えた、口、全身、脳レベルの三軸立体の「歯臓治療」を完成させた。「歯は臓器」であるが故に、歯科保険医療制度の未病予防型への転換と虫歯菌根絶の必要性も訴える。理事長を務めるNPO日本歯臓協会では地域の小中学校に位相差顕微鏡TVを寄贈し続けて、昨年までで26台目となる

症例数9000以上に、“歯臓の柱”も建つ

歯は中枢の臓器であり、命の秩序と調和を決定づけている—。その「歯臓説」の真偽を問うて、22年前にむらつ歯科クリニックを開業以来、「歯臓治療」の臨床例は9000例、「むらつ歯臓インプラント」の症例数(一人一本として)は8500症例を超えた。重症筋無力症やパーキンソン病、膠原病、リウマチといった難病の人々や多くの疾病、様々な不定愁訴など、実は歯が原因して従来の歯科治療が病気の種となっていた可能性が今明らかになり、そのことが地球に歯臓の柱「歯臓ビル」として博多駅前に建ち、実証された。
さらにこの歯臓説による「歯臓治療」は、単に病気と健康という次元を超え、潜在能力を覚醒し、人類に本来の力を甦らせる可能性が示されている。このことは今大きな問題となっている「電磁波障害」も歯臓治療によって防がれることが示され、今年5月に学会で報告された。
村津和正博士は九州大学での研究の気づきを天命として受け取り、命がけで実証してきた「歯臓説」の実践と歯科保健への取り組みが認められ、今春には“人生の金メダル”とも言われる東久邇宮文化褒賞を授与された。歯臓治療は医学・歯科医学のみならず、若返りや能力向上や人体の進化という健康科学にも革命をもたらすと期待される。

DATA
所在地/〒812-0011 福岡市博多区博多駅前2-5-9 歯臓ビル
TEL/092-476-0808㈹
http://www.muratsu-dc.jp
診療時間/午前9時30分〜午後6時まで
診療科目/一般歯科、矯正歯科
KOSMOS国際口腔健康科学研究センタ— http://www.kos0808.co.jp
NPO日本歯臓協会 http://muratsu.jp

(ふくおか経済2014年11月号FACE)