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創業70周年の節目を新たな成長と発展のスタートに

（写真右上）70周年記念の目玉として7月には玉屋本店ファサードの
LED照明がリニューアルする（完成予想図）
（右下）2022年6月にグランドオープンしたトリアーダ宗像

福岡・佐賀でパチンコ店を13店舗展開する玉屋。長期化するコロナ禍の影響が続く中で迎えた創業70周年を節目に、独自の企業文化として取り組む社風改革を基盤とし、社員と組織がイキイキとダイナミックに動ける企業文化の構築と未来に向けての新たな成長を目指す。

オンリーワン企業を目指して

長期化するコロナ禍の影響で低調な稼働状況が続くパチンコ業界だが、2022年の遊技機の規則改正後、市場に導入されたスロット6.5号機はユーザーからの支持が高く、好調な稼働を見せている。さらに、同年11月には次世代遊技機と呼ばれるスマートスロットが登場し、今春にはスマートパチンコの導入が開始されるなど、明るい話題も出てきている。スマート遊技機は、メダルや玉に触れずに遊ぶことができる遊技機で、ゲーム性やスペックの幅が広がるほか、利便性や清潔感、感染症対策への安心感も向上するなど、低迷が続くパチンコ業界の起爆剤として注目が高まっている。
今期、創業70周年を迎えた玉屋。その目玉事業として、本店ファサードLED照明のリプレイス工事が進められている。隣接する春吉橋の迂回路橋を活用した賑わい空間の誕生に合わせ、日本最大級となる600㎡の演出面積を駆使し、地域・行政と連携を取りながら福岡の情報発信媒体として活用していく。また、70周年の取り組みとして企業ロゴを一新したほか、本部を中心とした組織改正を実施。ダイバーシティ推進室、DX・SDGs推進室、地域共創室など新たな部署を新設し、持続可能な社会の実現に向けて、今後も様々な取り組みに着手していく方針だ。一方社内では、社員一丸となって業務に邁進していくため、「社風改革」を推進している。玉屋で働く人がもっと仕事にやりがいを感じながら働くことができる、風通しの良い職場づくりに取り組むことで、全社員が一丸となって目指す社風を実現し、どこにも真似できないオンリーワン企業を目指す。

（写真）筑前店の屋上に太陽光パネルを設置するなどカーボンニュートラル実現に向けた取り組みにも注力

地域における存在意義の創出

20年秋に約30億円の総工費をかけて再開発に着工したトリアーダ宗像が、22年6月にグランドオープンを迎えた。当該施設は街づくりへの貢献並びに災害時の指定避難場所として、太陽光発電設備、蓄電池システム、非常用飲料水貯水槽、マンホールトイレ、非常時車中泊避難エリアなどの機能を有しており、宗像市との防災拠点に関する協定を締結している。「娯楽・物販・飲食」の3つの価値がそろった複合商業施設として、街の賑わい、防災拠点の両面から地域との共生を目指していく。また、施設内のイベント広場では、宗像市役所と連携し、小学生を対象に防災教室を開催したほか、地域の賑わいの一環としてクリスマスイルミネーションの点灯式を実施するなど、「地域への貢献、地域との共生」を企業理念として掲げる玉屋らしい活動を展開している。
筑前店(朝倉郡)では、昨年末より太陽光発電システムの運用を開始するなど、玉屋はカーボンニュートラル実現に向けた取り組みにも注力している。グループ店舗では、福岡市が進めるエネルギー政策に共感した活動として、電気自動車用充電設備やシェアサイクルのポートを積極的に導入するなど、社会的課題にも前向きに取り組んでいる。こうした活動が評価され、22年7月に開催されたパチンコ・パチスロ社会貢献機構(POSC)主催の第17回社会貢献大賞で一企業としては初となる「大賞」を受賞した。
創業70周年を機に、成長サイクルの「新たな成長」に向けてのスタートができる態勢を整えた玉屋。ファーストペンギンスピリッツを胸に様々な活動にチャレンジしながら、これから10年、そして100周年に向けて歩みを続けていく。

（写真）トリアーダ宗像では、小学生対象の防災教室やクリスマスイルミネーションの点灯式を実施するなど、「地域への貢献、地域との共生」を企業理念とする具体的な活動を展開

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募集職種／店舗運営スタッフ
応募資格／大学卒業見込者、大学既卒（卒業3年以内）、専門、高校卒
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（ふくおか経済EX2023年）