COMPANY
カ)シードコーポレーション
(株)シード・コーポレーション
〒810-0022 福岡市中央区薬院3-2-23 KMGビル6F [MAP]
TEL:092-532-4010
https://seed24.jp/東海エリアでの事業拡大、
新商品好調で売上高が過去最高
鈴木順子社長
すずき・じゅんこ/福岡市出身。1978年12月1日生まれ。九州産業大学卒。趣味はマリンスポーツ、スノーボード、ゴルフ
(写真左上)本社エントランス
(右上)修学旅行生の受け入れ、就業体験
(左下)昨年9月にはみずほPayPayドームのホークスフィールドシートフェンスに初めてスポンサードした
(右下)成長を支えるコールセンター事業部
全国150万戸の住居に24時間365日、緊急駆け付けサービスを提供。2024年8月にリリースした新商品「たのもしーど24」も好調な上、3月には業務拡大に伴い、名古屋オフィスを拡張移転。2025年3月期売上高は過去最高を更新する見込みだ。
東海エリアの営業強化で
名古屋オフィスを拡張移転
全国150万戸の住居に24時間365日、会員制の緊急駆け付けサービス「くらしーど24」等を提供。部屋内の水漏れ・鍵の紛失・ガラスの破損など暮らしのトラブル対応から、健康・育児・介護の相談サポートまで充実したサービスを全国4,900社の不動産管理・仲介会社を通じて、入居者に送り届けている。
そして近年では、増加する外国人入居者への外国語対応サービスも充実。英語、中国語、韓国語等の主要言語から、ヒンディー語、ベンガル語など22カ国語に対応中だ。さらに、耳の不自由な入居者には、インターネット回線を使用したテレビ電話サービスによる手話対応を行うなど、多様な入居者ニーズに応える。
3月10日には、業務拡大に伴い名古屋オフィスを名古屋市西区那古野2丁目に拡張移転。東海エリアの新規開拓、顧客フォローを強化するため、現在の5人体制から増員を図る計画がある。
そのほか、商品ラインナップを充実させる一環で、2024年8月に新商品「たのもしーど24」をリリースした。ジェイアイ傷害火災保険㈱と、福利厚生サービスの㈱ベネフィット・ワンと協業して開発した同商品は、緊急駆け付けサービスに加え、家財保険と、レジャーや旅行などで使える会員特典が一体化したサービス。入居希望者は賃貸契約する際の書類記載を一元化でき、かつ不動産会社は業務工数の削減とともに保険の付帯漏れを防ぐことができるため、鈴木順子社長は「入居者、不動産会社に大きな安心を提供することが可能なため、大変好評だ」と説明する。
それに加えて、会員拡大を図る施策「ふやしーど」も開始。販売代理店である不動産会社に代わり、駆け付けサービス未加入の既存物件の入居者に対して、シード・コーポレーションが直接案内DMを送付し、加入を訴求するもの。申込手続きは従来通り代理店を経由するため、代理店は時間と労力をかけずに手数料収入を確保できる上、これまでサービスを知る機会のなかった既存入居者も加入機会に恵まれ、シード・コーポレーションも会員拡大に繋がるなど「Win-Win-Win」の関係性をより強固にするサービスとなっている。
25年3月期売上高は過去最高更新
入居者の電話対応するコールセンターでは、オペレーターに対して徹底した研修、診断、分析、改善指導を実施。最近追加した自動応答機能によって、応答率も向上するなど、高いサービス品質を保っている。また、社会の急速なデジタル化が不動産業界にも波及する中、「不動産テック」への備えも進める同社。基幹システムのリニューアルが予定されており、バックオフィス業務やコールセンター事業の効率化を図るシステムリプレイスに引き続き取り組む構えだ。さらに、今春にはホームページをリニューアルし、リクルートなどのコンテンツも拡充していく。
2025年3月期売上高が過去最高を更新する45億円を見込むなど、会社規模が拡大する一方で、階層別研修等の人財教育や社会貢献活動にも取り組む。昨年から中学生の修学旅行生を受け入れて職場見学会を実施し、若年層に働く意義を伝えるなど、「人」にフォーカスして経営してきたシード・コーポレーション。鈴木社長は「『温もりあるつながりを、日本中に。』の企業理念のもと、人と人との繋がりを大切にする会社であり続けたい」と誓った。
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鈴木順子 社長 すずき・じゅんこ/福岡市出身。1978年12月1日生まれ。九州産業大学卒。趣味はマリンスポーツ、スノーボード、ゴルフ |
採用情報
募集職種/総合職(営業)、コールセンターオペレーター職
応募資格/全学部全学科
採用実績/2025年度4人
採用予定/5人(中途採用あり、随時採用)
年間休日/125日
問合せ先/TEL.092-532-4010
担当/緒方、岡本
(ふくおか経済EX2025年)