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既存店の生産性向上や組織整備進み強固な経営基盤を確立

携帯電話販売店「ワイモバイル」を福岡県内中心に18店舗、モバイルアクセサリーショップ「S-code(エスコーデ)」を6店舗運営する㈱カント。回遊性の高いエリアへの既存店舗の移転や再配置、エスコーデの地方都市への出店など、地域の特性や需要に適した戦略に沿って事業を拡大している。

1店舗の生産性向上、スマホアクセ店の出店を加速

OA機器、通信事業の㈱カント(佐藤恵子社長)は、新規申込み、機種変更、MNPなど扱う携帯電話販売店「Y!mobile(ワイモバイル)」を福岡県内中心に18店舗運営。新規参入による競争が激化する中、1店舗ごとの生産性を向上させるため、回遊性の高いエリアへの既存店舗の移転や再配置、店内のリフレッシュを推進。4月には宮崎県延岡市の2店舗を集約し、収益力アップを狙う。

また、様々な端末の個性的なスマートフォンケースや、Bluetooth対応のイヤフォンなどのスマホ関連商品を揃えるモバイルアクセサリーショップの「S-code(エスコーデ)」。広島、山口、香川、鹿児島で店舗展開しており、3月、山口県下松市に6店舗目の「エスコーデ ザモール周南」を出店した。店舗統括責任者の佐藤良樹代表取締役専務は「インターネット通販にもない商品構成で差別化したい」と、地方都市の商業施設に同業態での展開を検討している。

そのほか、「従来の携帯販売店とは一線を画した、未来型ショップ」をイメージした新業態の店舗出店を都心部で構想するなど、地域の特性や需要に適した戦略に沿って、事業拡大を図る構えだ。

内部体制強化し、今期グループ売上高過去最高目指す

シェア獲得のため、多店舗展開を進め、順調に売上高を伸ばし、急成長を遂げた同社。しかし、スマートフォン需要の一巡に伴う経営環境の変化もあり、ここ1、2年は出店ペースを見直し、スクラップ&ビルド、人事制度の確立やオペレーションの改善など内部体制の整備に取り組んだ。その結果、「1店舗当たりの売り上げが伸長したことで、店舗数が多い年と変わらない売り上げを維持できている」と胸を張る。この勢いで2018年3月期は、グループ売上高25億円と過去最高を目指す。

一方、ここ数年、人材の確保が課題となっている。入社後の研修はもちろん、空き時間を有効に使い、従業員同士で分かりやすい案内を研究するなど、新人スタッフでも、早くから仕事に馴染める環境を全社で整備。人員確保が出来次第、年間出店数も増やしていく見込みだ。

出会いに感謝され、かつ既存顧客からも感謝され続ける企業を、社員一丸となって目指すカント。取引先やお客様に寄り添った密着型企業を基本概念に、携帯電話販売事業を通じて、地域に貢献していく。

[CHECK]

エスコーデには個性派からかわいらしいケース、スマホを快適に使える便利グッズなどが揃う

(ふくおか経済EX 2017より)


会社情報COMPANY PROFILE

会社名
(株)カント (カ)カント)
代表者名
佐藤恵子
所在地
〒806-0021 北九州市八幡西区黒崎1-3-18 [MAP]
TEL
093-621-2300
企業ホームページ
http://www.kk-kant.co.jp/
設立
1991年10月
創業
資本金
1,000万円
従業員数
140人