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北九州に根差した総合不動産会社

（写真左上）若手社員　（右下）地域清掃活動に取り組むスタッフ

2010年に1戸の管理物件からスタートし、今や管理物件は4500戸にのぼる。一方、さまざまなスポーツチームのスポンサーを務め、21年からはプロフットサルチーム「ボルクバレット北九州」の運営経営も手掛ける。昨季はトップリーグ（F1）で過去最高の8位になるなど注目を集めている。

物件を万全の態勢で管理

「人々を笑顔にする、社会にとって必要な企業へ」をモットーに、不動産の賃貸・仲介業のほか、アパートやマンションの管理・施工、不動産の売買など幅広く展開する同社。総合不動産会社としての知識と経験を生かし、顧客のニーズに合わせた幅広い提案で支持を高めている。大鶴社長は創業前に不動産管理でキャリアを重ねてきたことから、同分野には強い。創業時に1戸からスタートした管理物件は12年間で4500戸まで増え、45人のスタッフのうち約半数が管理に携わっている。OA化で管理の効果を高めながら、入居者に対しては「家主と店子」のような関係構築を目指し、オーナーに対しては管理建物の状況、家賃入金状況などを定期報告すると共に、建設的な提案、コンサルティングなども手掛ける。リフォームに関しては、「高入居率を保ち、高稼働率を実現すること」を念頭に置いた物件のチェック体制を敷いており、建物の老朽化をできるだけ避けるため、プロの目で点検し、必要な個所は早めのリフォームを提案している。

（写真）プロフットサルチーム「ボルクバレット北九州」も運営する

スピード感をもって成長できる

総合不動産業なだけに経験できる仕事の幅は広い。入社1年目でも意見が通りやすく、事務職で入社しても営業に配置転換されるなど、やる気次第でスピード感を持って成長できる。数年前から新卒採用に舵を切り、大鶴社長は「全く汚れていないキャンパスにグローバルマーケットの絵を描ける。実際に定着率も良く、伸びしろしかない」と期待を寄せる。フレッシュな人材のひたむきな姿に中堅以上も刺激を受けているという。また、「福岡ソフトバンクホークス」をはじめ、福岡のさまざまなチームのスポンサーを務めており、「皆でチームを応援することで一体感が生まれ、社内コミュニケーションが活性化している」と表情は明るい。

（写真）「グローバルマーケットアクアパーク桃園」（2020年にネーミングライツを取得）

スポーツを通じて街を元気に！

大鶴社長は2021年からプロフットサルチーム「ボルクバレット北九州」の代表も務める。「チームは2020年シーズンからトップの１部リーグに属し、かねてより日本サッカー協会から組織体制の強化を求められていた。そこで、地元でメインスポンサーだった当社にオファーがあり、運営を引き継いだ」と経緯を説明する。監督をはじめ複数の新加入選手を迎えて臨んだ昨季（2022～2023）は過去最高の8位で終えた。大鶴代表は「シーズンを終えて全選手と面談する中、どの選手も現状に満足しておらず、次に向けてモチベーションの高さを感じた。チームワークを高めて5位以上を目指す」と意気込む。一方、大鶴代表はこのチームで北九州をはじめ、九州の地域活性化に貢献したい考えだ。ホームゲームでは選手との交流イベントをはじめ、フットサルに触れたことがない人にも興味を持ってもらえる取り組みを模索している。毎年11試合のホームのうち、必ず一回は県外の地域で開催しているのもそういった狙いがあってのこと。昨年は佐賀、今年は長崎で計画している。
「より良いチーム運営のためには地元のチームと団結することも大切」と、昨年10月に北九州が主体となり、「ギラヴァンツ北九州」、「タカギ北九州ウォーターウェーブ」、「ボルクバレット北九州」、「北九州下関フェニックス」で「北九州市プロスポーツ等連絡会議」を立ち上げた。「地元の子たちが将来北九州のチームに入団したいと思ってもらえる育成環境や雰囲気づくりが大切」と想いは尽きない。

採用情報
募集職種／不動産営業
応募資格／2024年3月短大・専門・大学卒業見込の方
採用実績／2023年度1人
採用予定／4人程度
年間休日／ 109日
問合せ先／093-642-9686
担　　当／大西

（ふくおか経済EX2023年）