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地域に根差して65年まちづくり・ものづくりのプロ集団

(写真左上)新本社ビル (右上)福岡支店ビル
(左下)土木現場 (右下)建築現場

総合建設事業者として、半世紀以上にわたり技術と経験を培ってきた住吉工業グループ。グループ4社の「人」、「技術」、「総合力」を通して、豊かな街づくりを進めている。企画・提案から土木、建築、リサイクルまでワンストップで対応し、時代の変化による顧客ニーズに寄り添いながら、必要とされることを目指し続ける。

関門エリアに根差し安定成長

グループ中核で土木、建築、砕石製造、環境産業を手掛ける住吉工業㈱は今年で創業65周年。土木工事では道路、造成、解体、港湾、建築工事ではマンションなどの新築、改築を手掛け、地元山口を中心に幅広い実績をもつ。2006年に福岡支店を開設し、以降、同市内を中心に九州圏内で多くの事業に携わってきた。19年には北九州市小倉北区に支店を移設。下関市の本社とともに関門エリアでの事業拠点となっている。近年は太陽光発電所の造成など大規模案件にも対応し、東北地方などの遠隔地でも業務を展開。県内随一の重機・建設資格保有者を誇り、多種多様な協力会社との連携も含め高い技術力と機動力を発揮している。住吉運輸㈱は基礎杭打工事とそれに付随する環境リサイクル事業を手掛け、建設業に特化した運送業も行う。西日本各地で実績を重ね、蓄積された技術力と経験値の下に安定して受注できる体制を整えている。北九州市に拠点を置く㈱成斗は、住吉運輸㈱と同様基礎杭打工事をメインに土木工事も九州各地で施工する。㈱エムエスコーポレーションは不動産関連事業を展開。グループ4社は「誠実・迅速・丁寧」をモットーに、今後も安心で安全な社会基盤整備に尽力していく。今年4月には代表取締役会長の中村髙志氏(前社長)が公益財団法人経営者顕彰財団より山口県内では3番目となる「経営者賞」を受賞した。

若手や女性がキャリアを築き、活躍できる環境を

グループでは全体の13%にあたる30人が女性。一般職のみならず、建設現場の施工管理職や重機オペレーターまで幅広く活躍している。働き方改革を推進し、2019年から完全週休2日制を採用するなど、メリハリあるワークスタイルと一人ひとりが働きやすい環境づくりに取り組んでいる。
20年6月には新本社ビルが誕生。「働き方改革の一環として、最新のシステムやアイデアを取れ入れた。労働生産性の向上だけでなく、日々の仕事を楽しく住吉工業グループオリジナルの働き方を作り、魅力溢れる職場づくりに力を注ぐ」と中村社長。同年9月に開設したグループの単身向け寮は本社から徒歩10分、様々な商業施設が立地する利便性の高い場所に位置するなど、通勤距離や時間の心配をすることなく働ける環境にある。オートロック式で独立したワンルームで、家賃は会社からの補助があり、同条件の部屋を個人で借りるより経済的負担も少なく、若手社員の活躍の礎となっている。

(写真上)社内ソフトボールクラブ
(中左)2020年9月に開設した単身者向けの寮(中右)若手社員
(下)レクリエーションも充実

多様性を尊重し融合させる

創業時より変わらない、すべてにおいての最優先「安全なくして企業の存続はない」の社是のもと、働く人々の生命と健康を守ることを第一使命としてきた。中村社長は「この社是を忘れずに日々の仕事に実直に取り組んできた。今後も新しい工法や新技術を取り入れ、新規事業への参画も精力的に取り組んでいく。そしてこれらの成功が、我々に関わる全ての人々の笑顔を引き出し、100年続く企業へ導くことを確信している」と語る。住吉工業グループは様々な多様性を尊重し、これらを融合させた“Fusing Diversity Company“を目指していく。

中村 成志 社長
なかむら・せいじ/山口県出身。1972年8月6日生まれの48歳。埼玉大学卒。96年より大手ゼネコン勤務を経て、2001年住吉工業㈱入社。06年住吉運輸㈱社長就任、16年住吉工業㈱社長就任。趣味は映画鑑賞、スポーツジムトレーニング

採用情報
募集職種/一般土木職・一般建築職
応募資格/2022年3月大学卒業予定者、高卒・既卒も可
採用実績/2021年度13人
採用予定/10人程度 年間休日/127日
問合わせ先/TEL.083-248-1223
担当/福田(人事部)

(ふくおか経済EX2021年)


会社情報COMPANY PROFILE

会社名
住吉工業グループ (スミヨシコウギョウグループ)
代表者名
中村 成志
所在地
〒752-0927 山口県下関市長府扇町1番23号
TEL
083-248-1223
企業ホームページ
https://kogyo.smgp.co.jp
設立
1956年10月
創業
資本金
9,800万円
従業員数
133人